オアフ島の公共交通機関といえば「The Bus」のみ。
細かく路線化されたルートはオアフ島をくまなく網羅し、市民の足となっていますが、なんと言ってもアメリカは車社会。一人一台は当たり前。となれば、通勤・通学・ちょっとしたお買い物もやっぱり車。でもマイカーの便利さと引き換えになるのは、そう、交通渋滞。。。
ハワイでは朝晩の交通渋滞が非常に深刻な問題となっています。30分そこそこで行ける距離でも、ひどい渋滞時には、2時間、3時間は当たり前。時には通常の4倍以上もかかってしまったりと、市民の生活に多大な影響を及ぼしています。ましてバス通勤になると、ハワイアンタイムと交通渋滞の影響で、ダイヤは常に乱れた状態。
現在ハワイの人口は136万人。でもホノルルには95万人と実にハワイ全島の75%が大集中。さらに2000年からの10年間で、既にハワイ人口は15万人増加。現在でさえ深刻な道路事情ですが、今後さらに人口の増加が予測されている中、道路状況のシステム改善は緊急を要する状態とか。
交通渋滞をはじめ、道路状況のさらなる悪化だけでなく、ガソリン価格の高騰や環境問題Etc...ハワイには深刻な問題が山積みなのです。そこで提案された解決策というのが、車に替わる交通手段。
ズバリ!電車。
実は、ハワイに鉄道を敷こうという案は1972年、そして1991年にも議会で取り上げられていたのです。その際、連邦政府から多額の補助金が提示されていながらも、ハワイの住民が反対し計画を否決という経緯が。毎日のストレスフルな渋滞も、ハワイでは生活の一部?なかなか前に進まなかった鉄道プランでしたが、その後、ハワイの住宅事情にもさまざまな変化が。。。
オアフ島西側の新興住宅地が次々と開拓され、カポレイやエヴァ地区に、人口がどんどん大移動していて、毎日の出勤や通学にかかる時間的な負担は膨れ上がる一方。さらにコオリナ地区にディズニーリゾートができたのは皆さんもご存知だと思います。ハワイ大学もパールシティにウエストオアフ校を開校し、現在はカポレイの広大な敷地にも新キャンパスを建設中!2012年秋には開校予定です。
今後ハワイがますます発展することは間違いなし!ハワイ住民にとってはうれしい限りですが、道路事情は史上最悪。市民の我慢はもう限界!!
そこで「鉄道プラン」が再浮上!
ホノルル市では1.「No Build」、2.「Transportation System Management」、3.「Managed Lane」、4.「Fixed Guideway」という4つの代替え案を発表。
1から3は高速道路の拡大や有料化、公共バスシステムの改善など、電車を導入せずに何とかならないかと出された苦肉の案。でも、これらすべての案に対して、ハイウェイの増築などの工事が必要で、莫大なコストと維持費をかけても、渋滞が緩和されるのは一部地域のみ。ハイウェイの合流エリアや、ハイウェイを降りてからの街の交通渋滞は解消されないと判断。州議会で度重なる議論の末、4つ目の案、鉄道システムの開発がホノルル市にとってはベスト!と決着をつけたのでした。
そして立ち上げられた「The Honolulu Rail Transit Project」
現在、オアフ西側のカポレイ地区からホノルル国際空港、そしてアラモアナを結ぶ20マイル、21駅、所要時間42分という路線を予定しています。 実にオハフ島民の85%が通勤や通学にこの沿線地域を行き来しているんです。2030年までには毎日、車40,000台が道路から消える計算とか。これで渋滞も大幅解消?すればいいのですが。。。
とはいえ、ハワイ・オアフ島住民の中には、未だ根強く反対意見を持つ人達が。
多額の建設費=税金をどう捻出するの?維持費は?最寄り駅までの交通手段は?騒音の問題は?レイルが走る土地買収の問題など、頭の痛い問題がまだまだたくさん。2019年の全面開通に間に合うの?なんてハワイ住民の大いなる疑問もありますが、ハワイ住民としては、1日も早く交通渋滞の問題が解決することを期待するばかりです。
さてさて、ハワイでの国際結婚を目指し婚活中の皆さん!ハワイに移り住んだ後の交通手段って、毎日の生活に直接影響しますよね。だからこそ、皆さんもハワイのホノルル・レール・トランジット・プロジェクトの行方に目が離せませんよ。
詳しくは・・・
http://honolulutransit.org/
http://www.railway-technology.com/projects/honolulu_high-capaci/
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