
国際結婚・夫婦の「ルール」 【もらうことより与えることに喜びを】
マリッジイントロダクションズ・ハワイ
森田玲子社長
海外旅行ブームが始まり、若い女性たちが競うように外国に飛び出した。それまで日本の中からしか日本を見ていなかった彼女たちが、海外から日本を見る機会に恵まれ、今まで「常識」と思われていたことが、「そうではないんだ」と気づき始めた。「結婚の条件として、日本では女性の年齢がとっても重視されているのです」とは国際結婚情報サービス会社「マリッジイントロダクションズ・ハワイ(MIH)」の森田玲子社長。日本と米国の結婚観の違い、国際結婚のこと、夫婦円満の秘訣などを森田さんに語ってもらった。
増える日本人女性の国際結婚
日本では25歳の独身女性を「(25過ぎると)値打ちが下がる」ことから「クリスマスケーキ」と呼ぶ。結婚の“適齢期”を定め、「結婚は若いうちに」と独身女性にプレッシャーを与えた。ほかにも結婚経験者のことを“バツイチ”、子供がいる場合には“コブツキ”と呼び、特にそれが女性の場合は恋愛の対象から外される傾向にあるため、30歳を超えた独身女性の結婚、再婚は難しくなるばかりだ。
一般的に日本の男性は結婚する相手に良き妻であることを望む。例えば姑とうまくやってほしい、子供をしっかり育ててほしい、近所・親戚づきあい、PTA活動もうまくやってほしい・・・などなど。一方、アメリカの男性は女性を(年齢・結婚暦・子供の有無・国籍・学歴・家柄・家族や親族のバックグランド)このような基準では決して判断したりはしない。「女性がいかに自分にとって魅力的であるか、自分にとって最高のパートナーであるかが最も重要なこと」。
また日本の女性が積極的に海外に進出するようになって、妻を「人生のパートナー」と考える外国人男性の存在に気づき始めた。その結果「国際結婚を希望する女性が増え始めたのではないか」と分析する森田さん。「ますます国際化がすすみ、これから国の違う者同士が結婚することがごく普通のこととなり“国際結婚”という言葉は死語になってしまうでしょう」。そう確信している。
夫婦円満の秘訣とは
クライエントからの相談に適切なアドバイスが出来るようにと、カウンセリングや心理学を勉強したという森田さん、夫婦円満の秘訣については「いつも相手の立場に立って物事を考えること」とキッパリ。またお互いを敬う気持ちが大切で、「何かをしてもらうより、してあげること、幸せを与えることに喜びを見いだせれば、いつまでも夫婦仲良く暮らしていけるのではないでしょうか」。そして夫婦が共に幸せであるために何よりも大切なのは「感謝に気持ちと人を許す気持ち」であると森田さんは強調する。
国際結婚は同国間の結婚と比較して難しいと一般的に思われがちだが、「(国際結婚だから)難しいということはない。衝突した場合に相手が日本人(または米国人)だからとか、言葉や育った環境の違いなどを言い訳にして、自分の非を認めなくなることが問題。人種、年齢、文化が違っても、お互いを敬う気持ちがあれば、幸福な結婚生活を送ることができるのでは」。
MIH に訪れるすべての人に幸せな結婚をしてもらいたいから、「いつも全力で取り組んでいます。幸せは待つものではない、自分で掴むものだと激励し、クライエントの方が自信をつけてどんどん輝いてくる姿を見ると嬉しくなります。ゴールインなさった時は感無量ですね」と森田さん。洗礼を受けたクリスチャンである彼女は「この仕事は神様から与えていただいた天職だと思っています」と目を輝かす。
MIHはハワイ国債結婚業界最大手として、現在ワイキキ・トレードセンターに事務所をかまえる。会員の年齢層は女性が
21〜74歳、男性が24〜82歳と幅広い。 真剣に結婚を考えた男女の出逢いをアレンジする会社で設立以来高い成婚率を誇っており利用者も増加している。
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